先日、ついにCities: Skylines IIが発売されましたね!
私は前作をかなり長い間遊んでいて、とても大好きなシミュレーションゲームなので予約購入して発売日から遊んでいるのですが…重すぎる!
前作と比べてグラフィックもかなり進化しており、とてもクオリティの高いゲームなのですが、処理が重すぎることが欠点です。
おそらくしばらく待てばアップデートで改善されたり、軽量化MODが登場したりするとは思うのですが、今回はゲーム内の設定で処理を軽くする方法をまとめてみます。
Cities: Skylines IIの推奨スペック
最低スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
CPU | Core i7-6700K Ryzen 5 2600X | Core i5-12600K Ryzen 7 5800X |
メモリー | 8GB | 16GB |
GPU | GeForce GTX 970 (4GB) Radeon RX 480 (8GB) | GeForce RTX 3080 (10GB) |
ストレージ | 60GB | 60GB |
以上のように、Cities2は特にGPUの要求性能が高いことがわかります。
推奨スペックであるRTX 3080は10万円以上するかなりハイエンドなGPUなので、これを満たしている人はあまり多くないのではないでしょうか。
ちなみに私の場合はグラボがGTX 1660SUPERなので、最低要件は満たしていますが推奨スペックは全然満たせておらず、GPU使用率はほぼ100%、FPSは10前後ほどになってしまいます。
軽量化設定
要求スペックが高すぎることは開発元もわかっていて、Paradox公式から軽量化するためのおすすめの設定が公開されています。
今回はそれも参考に軽量化設定を試してみようと思います。
仮想テクスチャ
ゲームを起動するとタイトル画面に「仮想テクスチャ」の進捗状況が表示されます。
仮想テクスチャとは、テクスチャのメモリ使用を効率化するための処理のようなので、仮想テクスチャ処理が完了して表示が消えるまでゲーム開始は待ったほうが良さそうです。
ちなみに、この処理はゲームを起動するたびに行われますが、1分ほどで完了するので毎回待つようにしましょう。
グラフィック設定
次に、 ホーム画面ー>オプションー>グラフィック へと進み、グラフィック設定を行います。
まず、「すべての画面解像度を表示する」にチェックを入れ、「画面解像度」を「1920x1080x60Hz」にします。
次に、「被写界深度モード」を「無効」にします。
次に、「グローバルグラフィッククオリティ」を変更します。これはグラフィック設定を一括で変更してくれる設定です。使っているグラボの性能にもよりますが、パフォーマンス重視にしたい場合は「低」もしくは「最低」にすると良いと思います。ただし、画質がかなり低下するので要注意です。
グローバルグラフィッククオリティを変更するだけでは不十分なので、次に細かな画質設定をしていきます。
まずは、「ボリュームのあるオブジェクトのクオリティ設定」を「無効」にします。これで雲の描写品質を落とします。
次に、「被写界深度クオリティ」と「モーションブラー」を「無効」にします。これでカメラの視覚効果を少なくします。
オートセーブ
軽量化とはあまり関係がないですが、このゲームはデフォルトでオートセーブがオフになっているのでオンに変更しておいた方がいいかもしれません。
これでゲームがフリーズしてもセーブデータへの被害を最小限にできます。
結果を検証
以上、Cities: Skylines IIを軽量化する設定を紹介しました。この設定変更でどれくらいの効果があったのか検証してみたいと思います。あくまでも私の環境の場合ですのでご注意ください。
まずは、グローバルグラフィッククオリティを「低」にしてその他の設定も紹介したとおりに変更したものです。
この場合、GPU使用率は依然高いままですが、FPSが10だったところから30程度まで改善しました。
ただし、この設定でも表示がカクつくことは多くありました。
次は、グローバルグラフィッククオリティを「最低」にした場合です。
FPSが45程度まで改善したことがわかります。低設定の時よりも画面はなめらかに動いています。
しかし、画像を見ても分かる通り、画質が明らかに劣化しています。
結果、私の場合は低設定でもカクつくことがあるので、しばらくは画質を犠牲にして最低設定で遊ぶことにします。
Cities2公式からも今後パフォーマンス向上に対応する予定だというアナウンスは出ているので、早くアップデートが来るのを祈ります。
ゲーム内容はCities1と比べてもかなり面白いので、ずっとプレイしていきたいです。
もしほかにおすすめな設定があればコメント欄で教えてくださると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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